2020年1月19日日曜日

福岡帰省日記202001

ちょっと遅めにお正月休みを取って福岡に帰省した。
夏の帰省に比べてどうしても短期間になるので、お友達に会いに行きたいし陸奥A子先生の御朱印帳を頂きにも行きたいけれどここは親孝行に徹しましょうかね〜まあでも北九州市漫画ミュージアムであってるA子たん展は近いし行けるっしょ!と思っていたのです。
だが、両親(主に父親)によってほぼ休みなしのスパルタお出かけ予定が立てられており漫画ミュージアム行けませんでしたえーん。でもいいの。親と遊ぶの楽しいし好きなのになかなか普段はできないしね。

1:下関唐戸市場と神社たち
私たちは唐戸市場ファンなため、あそこにお昼を食べに行きましょう!と車を走らせ(てもらっ)た。
市場内のお寿司屋さんでテイクアウトして海辺で食べるという楽しそうな食事スタイルがあってこの日はよく晴れててそれ素敵そう!と思ったけど何しろ寒いため、市場内の定食屋でフライと刺身の定食にしました。う、ウマイ!!し、やっぱ刺身醤油あめ〜〜この味でしたね!

 お寿司テイクアウトこんな感じで並んでるの。楽しそうでしょう。
 平日だしちょっと遅めのお昼時間だけどお寿司ゾーン結構賑わってた


唐戸市場には大好きな昆布屋さん(宮下商店)があり、あああのらうす昆布が欲しい…とここ数ヶ月思い続けていたのでここぞとばかりに購入しました。小さい時祖父におやつとしてだし昆布を細かく切ったものを与えられていたため私は割と昆布愛が強いんです。

そのあと御朱印ガイこと父の希望で近隣神社巡りをしたり(なんかめちゃくちゃド派手な神社ありますね…山口って財力あるな〜…)前に行ったおしゃれな酒蔵カフェがあるけん連れてってあげる!というのでそこで甘酒を飲んだりひれ酒を買ったりした(そして父は覚えたてのPayPayで支払っていた)。

帰り道、和布刈神社に立ち寄ったのだけど、随分とおしゃ神社になっていてびっくりした。もうちょっと若い時ならこういう感じが福岡っぽいよね〜ヤダヤダ!なんて嫌味を言ってただろうけど素直にへー!ってはしゃいじゃった。



2:茅乃舎でごはん
だしで多くの人を魅了してる茅乃舎ですが福岡のかなり辺鄙な場所にレストランを出していて、ここがまあめちゃくちゃウマイ!!かつ季節によっては全然予約が取れない!!のであった。
今回はたまたま予約できる日があったため喜び勇んで行きました。
 みんなこの茅葺き屋根のお家フォトスポットにするよね。私たちものれんくぐるふりしたりしてきゃっきゃと撮り合いました。
 睦月のお献立〜〜!

先付けでもう三人ともは〜〜〜来てよかったよね〜〜〜てなりました。料理の写真って記録のために撮っておきたいな〜という気持ちとすぐに食べたいな〜という気持ちでいつもだいたい最初と最後くらいしか撮れないんだけど今回もそうなった。
最後のデザートとコーヒーは喫茶室に移動していただきましたけどここも素敵だった。ここで店員さんがデジカメで写真を撮りすぐにプリントして渡してくださった。三人ともちょっとおすまし顔だ。これは可愛い写真たてに入れてリビングに飾るべき写真でしょ!

母に、福岡の甘い醤油が恋しいな、などと言っていたためか、久原(茅乃舎の大元)の醤油なら間違い無い!ここの醤油を東京に持ち帰りなはれ!と言われ、お店で何種類か味見し、一番甘みが少ないものにしたのですが東京に戻ってきてそれで普通にお料理したらめっちゃ甘かったです。

3:再び山口へ
前に両親が親戚と物見遊山に訪れた場所がすごい、あの景色を見せてやろうと父が張り切っていたが正直連日あちこち行くのに疲れておりみんなでのんびりネトフリでじゃりン子チエの映画版見ようや〜〜って感じだったのですが、その「見せてあげたさ」をメラメラ感じたため出かけることに。
果たしてそこは結構遠く、道中のコースもかなり怖く、しかし確かに人に見せたくなるような風景であったのでした。その名も元乃隅稲荷時神社。目の前は日本海。海も高台もほんのり恐怖心を煽り、おまけにこの日は曇天だったのでなんとも言えないムード。

招き猫のもんちゃん!キッチンカーのおじさんに昔のもんちゃんの写真を見せてもらったのだけどそこ頃は短毛種っぽい感じだった。急に伸びたの?可愛いね!

その後は綺麗でなんだか怖い日本海にそってドライブし、たかせ本店で瓦そばを食べるという計画。夕食で瓦そばが出て来ることもあり馴染みはあれどそこまで好物じゃなかったため、瓦そばじゃなくて鯛茶漬けでも食べようかなと一瞬思ったのですが、久々に食べる瓦そばすごく良かったです。美味しいとかじゃなくて(美味しいんだけどね)良かった。母激推しの「白子豆腐の揚げだし」は天国の味。これは度々恋しくなるだろう。お店の「おばあちゃんの家」っぽさも完璧で日本海とどこまでも伸びる鳥居に恐怖した体ものびのびほぐれました。




この合間に父にスマホの使い方(主にラジコ)をレクチャーし、日参する野良猫たちにご飯をあげ、花組エリザベートを母に観せ、じゃりン子チエ映画版も観せ、野暮な解説を入れまくるなどとにかく時間が!足りません!って感じの帰省だった。
しかしどうしても両親も歳をとったな〜そしてそれは私も…を感じることが多くなり、それは切ないようなでも避けて通れないから受け入れつつ、父に優しくせねばな、と思いながらも「さっきも言ったやん!打つのおそ!」などと声を荒げ(スマホレクチャー)なんというか、こう、この時間があっという間に終わって儚いようなこう、ねえ。まあこの感慨も、遠くに住むからだというのは分かってるのだけど。


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