2018年2月5日月曜日

土曜日のこと

土曜日、引っ越ししたYさんのお家へ。

初めて降りる駅の周辺はチェーン系じゃない食べ物屋さんが多いようで、特に魚屋さんは手書きで描いたお魚ポップみたいなのがとっても可愛い。さすがYさん、いい町を知ってるんだなあ、ここでの生活楽しそ〜羨ましいなと思った。
気持がはずんで、つい通り道の本屋さん(町の本屋さん的な)で、黒澤明コレクション『用心棒』及び『七人の侍』買いました。
Yさんのおうちはすでにもう何人か集まっていて、ドアをあけた瞬間ふわーっと酒粕の匂い。粕汁を作ってくれていた。みんなが持ち寄った食べ物やワイン、それから引越し祝いのお花で部屋がぱあっと華やかだ。

終わらないお喋り、節分に因んで豆をお盆に広げて、目をつぶってとった豆の数の年の思い出話をするっていう遊びも最高!それぞれの少女時代をこっそり見せてもらったような。そして、記憶ってつい最近のことの方が結構難しいねって言い合った。
とにかくお喋りはひとつ始まったらそのしっぽから別の話へうつり、延々と終わらない輪っかのようで、あ〜こういう日がほんとに楽しいやと思った。
途中でKさんによるお祝いの歌と演奏もあった。三味線かっこいい!!門付って言うんだって。へ〜そんな文化があるのかと思っていたらなんとNさんのおばあさんがよくお呼びになっていたという話も飛び出し、歴史がつながってるう!と軽い興奮。
民謡とかおもしろそ〜ってぼんやり思っていたけど、結構本気でいいな、習ってみたいなと思っている。お稽古の場所、結構近いみたいだし…
お料理にしても、特別好きという訳でもなくただ必要に迫られて毎日しているって感じだけど、Yさんの粕汁飲んで、みんなでどうやって作るの?って聞いたり、Nさんの盛岡雑煮話とか、前に聞いた梅田教会でのお料理作るお手伝いのこととか、あとこれは別のお友だちだけどユーリ愛から興味が出たロシア料理の研究会に参加したらしく、何だかそういうの聞くとお料理、特に普段作らないお料理楽しそう…な感じでわくわくして来た。三味線もお料理も、何となく好奇心が先を行く感じだ。知らないことがいっぱいあってすごく嬉しい。Yさんがこの町にやってきたのも、いろんなお友だちの縁でのことだそうで、何だかそういうのもいいなあと思う。新しいことを始めたい気分。

そうそう、そしてこの日は製本パーティでもあって!みんなで酔っぱらってるから手元が狂うねなんて言いながらどんどん作業。ずーっと好きだった本を今みんなで組み立ててるのがおもしろくてお酒も入って感慨深くも針打ち間違えないように真剣にホチ止め。みんなで組み立てた本が色んな人の手元にいくんだな〜、何だかそれもおもしろい。

帰宅してからゼロ時過ぎてて太るかな〜と思いつつ、買っていたキンパ食べた。
あ〜楽しい節分でした!

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